« 不思議なもんで | トップページ | 飲みに行った翌日 »

2004/11/22

NICU

今週からは小児科のポリクリ。
受け持った患児は在胎週数26週6日、出生体重800gの超低出生体重児だった。
彼女はクベース(保育器)の中で横たわっていたが、あの姿を見ると医学=科学という事を再認識させられる。
しかし、それでもやがて大きくなって元気に育って行くのだから医療って本当にすげえよ。

24時間が救急と言われる新生児医療の現場。カルテも時間刻みで記載されていた。
大人と違い、どこが悪いのかを赤ちゃんは伝えてくれない。そして医者はそれを見落とすわけには行かない。
親との関わり、社会的な理由。やっぱり小児科医ってのは色んな意味で大変な職業だ。
いっぱい興味が湧いたけれど、小児科も範囲が広くてどこから手をつければよいのやら。
まずは、勉強の見通しを立てる所から始まりそうだ。

余談だが、今日気付いた事。

小児科と産婦人科の女医さんは、強い人が多い。医者の自分、母としての自分、そして女としての自分。
男の医者より良くわかる事も多いから、一層真剣になってしまうのかもしれない。

そんでもって、赤ん坊ってやっぱ可愛いと思った。

|

« 不思議なもんで | トップページ | 飲みに行った翌日 »

コメント

私は昨年上海で破水し、上海でもNo1と言われた産婦人科で破水じゃないと家に帰らされ、お腹が小さくなるので再度診察へ行くと、もうここでは対応できないから日本へ帰りなさいと、破水した状態で一人で飛行機に乗って日本へ帰りました。幸い未熟児対応の優れた病院で受入れ許可をもらい、緊急で出産。帝王切開で15分程の手術。殆ど羊水が無くなっていた状態だったと聞いて改めて恐怖感と日本へ帰ってきて良かったという安堵感で一杯になりました。そして、26週1日で828gの男の子を出産しました。息子は4ヶ月間入院。私は上海と日本を行ったり来たりしましたが、今は息子と共に穏やかな上海生活を楽しんでいます。息子も今まで熱も風邪もなく順調で7kgまで成長してくれています。やはり日本の医療水準の高さを実感。今もどんな検診でも日本へ帰っています。大都市と言われる上海でも未熟児医療は進んでおらず、また未熟児を安心して育てる環境でない事が現実です。また医療現場の格差も感じました。日本のNICUでは両親へのケアまで優れているのですね。

投稿: yuko | 2006/04/26 16:58

コメントありがとうございます。
ただでさえお産には不安がつきものなのに、
海外でそのような事態に会われたときは、さぞ不安と恐怖で押し潰されそうな気持ちになられた事でしょう。

しかしお子さんを無事にご出産されたのも、現在お子さん、yukoさん共にご健康なのも、偏にお二人の強さゆえだと思います。

今日本は技術や設備の面で他国より優れているかも知れませんが、いずれ上海を始め他のどの国でも皆同じ水準の医療が受けられるようになると良いなと思います。
そのためには私たちはまだまだ努力しなければなりませんね。

お母さんとして、患者さんとして、yukoさんの視点から見て各国の医療事情について気付いた事がありましたら、是非色々聞かせてください。
貴重なお話を本当にありがとうございました。

投稿: ruteth | 2006/04/27 03:49

超低体重児という言葉は、今まで耳にする事がなく、ずっと未熟児という言い方をしていましたが、未熟児でも、今まで実際に自分が1000g以下の赤ちゃんを出産し、育てられるという想像さえつきませんでした。私の今の目標は、海外で超低体重児の経過観察を自分自身でどれだけ配慮しながら看て育てられるか。手足の動きを看て、ちゃんとハイハイをして歩くようになるのか、それが第一段階の観察時期です。正直、突然何か起こった場合、直ぐに診察を受けるのは現地の病院になるので、どこまで頼ればいいのか。。まだまだ海外生活が続く私には、一般に出産した子供とは違う悩みが日増しに増えつつあります。

投稿: yuko | 2006/05/10 22:23

私の上海での妊娠、出産に至るまでを書き込んだブログです。

http://blog.so-net.ne.jp/shang-betterhalf/2006-05-08

投稿: yuko | 2006/05/10 22:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51632/2034943

この記事へのトラックバック一覧です: NICU:

« 不思議なもんで | トップページ | 飲みに行った翌日 »