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2006/08/29

喉頭展開のコツ (我流)

今日は研修医 or 医学生向けの記事です。

麻酔科研修を2ヶ月やってきて、大分挿管が苦にならなくなってきたところです。
なので、誰にという訳でもなくちょっとアドバイス的メモを残そうかと思います。

教科書通りにやれば喉頭展開の際に、喉頭蓋を見る事は多分容易だと思うんですが
その際喉頭蓋が邪魔をして声帯が目視できない場合がないっすか?
最初麻酔科を回り始めた頃に、こう、ベローンと喉頭蓋が垂れ下がって
上手く上がってくれない時がありました。

Soukan


こういう時、とにかく基本に忠実に体幹方向に喉頭鏡を進めても(図b 参照)
余計喉頭蓋が垂れ下がるだけで全く展開が出来なくて、
無駄に力が入って「ふんがーーー!」とかやって、上の先生に
「お、おいおいっ。歯を折るなよ!!」とか焦られてしまった事も、俺は何度か経験があります……。

こういう場合、基本からはちょっと外れますが
喉頭蓋の手前に喉頭鏡を差し込んだ時に、ちょっとだけ(ホンのちょっとだけ)
喉頭鏡を軽くしゃくるようにすると、喉頭蓋がひらりと上に持ち上がってくれます。
喉頭蓋がちょっとでも持ち上がれば、輪状軟骨を圧迫とのコラボレーションで
結構声帯は見えやすくなると思います。
もちろんこれをする時には、歯(特に上の歯)や口唇に傷をつけないように細心の注意を払ってなんですけど……。

……何か書いていて不安になって来ましたが、これってやっぱ邪道なんでしょうかね。
うちの麻酔科の先生にも「軽くなら少ししゃくっても大丈夫だから」と言われ、
確かにそれを教わってからは挿管手技も格段に上達した気がしますし、
一応今のところ何の問題も無く、太った方も口が開きにくい方も挿管は出来ています。
それに「ファイアーッ!!」と力ずくで喉頭展開するよりは侵襲も少ない気がしますので、大丈夫だとは思います……多分。

うちの病院では時々救急救命士さんが挿管実習に来るんですが、
その時にやはり結構力をこめて喉頭展開してらっしゃるので、
(このコツを上手に使えば、全く力を込めずに喉頭展開出来るようになる……かなぁ……多分。)とか思いながら、実習の様子を見させて貰っています。

いや、もちろんしゃくらないで喉頭展開出来たらそれに越した事は無いんですけどね。
しゃくるというか、喉頭鏡の先に軽く力点を置くイメージでやったら
スムーズに出来るのではないでしょうか。

間違った事言ってたらごめんなさい、その時はお叱りのコメントもお待ちしております。
というわけで、微妙なメモ終わり!

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コメント

画像にハァハァしちゃった俺は勝ち組!

投稿: のき | 2006/08/29 10:03

いや、あの画像でハァハァしてしまったら
むしろ負組みなような気が…。

…というか、何というか
やっぱり兄さん…あんたエロいよ…。

投稿: ruteth | 2006/08/30 12:35

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