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2010/03/08

50cmの津波

かぜにとまど~~ぅ よわきなぼぉ~くぅ

この歌ももう十分懐メロと呼んでいいと思います。どうも、ルーテスです。

最近、津波がありましたネ。
3m以上の大津波警報も出されましたが、中には50cmの津波なんてのもありました。
しかしニュースで言う50cmの津波というのがイマイチピンと来ません。

50cmの津波が来ると一体どうなるんだ?ここは恐れ多くも文明都市二ポンだぞ?
堤防だってあるじゃないか。何を恐れると言うのだね?

てなわけで、無知な俺はネットで調べてみる事にしました。
まずは、これを見て貰うのが一番分かりやすいんじゃないかと。

要は体積と速度が違うって事ですかね。Wikipediaによれば、

例えば、2mの「波」の水量は2(m)×波長数(m)×0.5×約0.5×海岸の距離(m)で、
海岸1mに押し寄せる波の水量は波長3mとして1.5m3(=1500 L)、ドラム缶数本分。
一方、2mの「津波」の水量は2(m)×波長数十km(m)×0.5×0.5×海岸の距離(m)で、
海岸1mに押し寄せる津波の水量は波長10kmとして5,000m3(=5,000キロリットル)、
実に競泳用プール2つ分となる。

つまり人の肩幅(約40cm)に、プール1つ分の水が押し寄せてくると……。

そして、津波の速さは秒速200m, 時速 720km。(水深4000mの外洋で)
wikipediaの計算式で計算すれば、沿岸では時速約20~30kmと言った所。

普通の波を、一個一個向かってくるハードルとするなら

Tsunami1_2

津波はそこに突っ込んでくる電車みたいなモンでしょうかね。

Tsunami4_2

確かに死ねます。

まぁ、とは言え海岸に出ているならまだしも50cm程度なら堤防を越えて来る事は
なさそうな気もしますが、実際は動画の通り地形や波同士のぶつかり合いによって
波の高さが予測に当てはまらない所が最も怖い所なのでしょう。

また、俺は見ていませんが「ためしてガッテン」では面白い切り口をしていたようです。

人間の心理には「多数派同調性バイアス」というものがあり、分かりやすく言えば
周りに沢山の人が居ると、その人達に合わせた行動をしてしまうというもの。
大事件が起きていても、周りの人が落ち着いていると自分も何となく落ち着いてしまう。

ホテルで火災報知機が鳴っているのに、周りの人が落ち着いているのを見て
「大丈夫かな」という心理が働いたグループが逃げ遅れて全員死亡したという事件も
あったようです。

何かあったらとりあえず周りを見回して、周囲の反応を見てしまう。
確かに言われてみると、思い当たる節があります。

駆け出し研修医の頃、病棟でモニター心電図のアラームが鳴っているのに、
周りの看護師が気にする様子もなく仕事をしているのを見て、
「これは日常的にある事なのかな?」と思い気にしなかった事があります。
意外と、医療者にとっては良くある経験なのではないのでしょうか。

Tsunami5

確かにその時は何ともなかったんですが、多分これ「多数派同調バイアス」ですよね?
だとすれば、無意識かつ非常に強力な心理効果だといわざるを得ません。
いやぁ……怖いなぁ……。

また、災害時はこれに加えて「正常バイアス」という、「異常時なのに、正常だと
思いこむ」心理が働いて、より人間の判断を狂わせるそうです。
こういう心理効果については興味があるので、また後日まとめたいと思いますが、
津波や地震などの災害よりも、ある意味恐ろしいものかも知れませんね。

てなわけで、相変わらず言葉足らずの説明でしたが、
今日は津波の怖さについて御理解いただけたでしょうか?

ガッテンガッテン!! (?)

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