論文

2016年3月14日 (月)

大腸がんの新しいコンセンサスサブタイプ (Nat Med. 2015; 21: 1350-6.)

少し前に発表されたものですが、こういうのを読むとやっぱり基礎論文は読んでおかないとと思います。
臨床論文だけ読んでいても、時代の流れが掴めないんだよね……。
内容は大腸がんのmolecular subtypeを現段階で分かる範囲でまとめて、コンセンサスを作成したよと言うもの。

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2016年2月 6日 (土)

”とりあえず絶食”は、高齢誤嚥性肺炎患者の予後へ悪影響をもたらす?(Clin Nutr. 2015. pii: S0261-5614(15)00245-9. [Epub ahead of print]

ここのところキチンと更新しているのは、論文を読む時間も、それをまとめる時間もあるから。
得た知識をまとめるとやはり頭に残りやすいし、忘れてもすぐ見なおせるから良いですね。

さて。毎月送られてくるMedical Tribune紙や日経メディカルに、気になるタイトルがあったので
元論文を読んでみました。確かに絶食時間が長いと嚥下機能が弱るのは良く言われていますが、
だからと言って誤嚥性肺炎患者に食べさせて良いのかどうかは迷う所です。

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2016年2月 3日 (水)

大腸がんFIRE-3試験における、後治療の生存への影響 (J Clin Oncol. 2015 ;33:3718-26.)

PFSでは差がないのにOSで差がつき、色々論議を醸しだしたFIRE-3試験の2次治療以降についてのデータ。
色々調べてあって手間がかかったろうなーと思う内容。

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2016年1月21日 (木)

切除不能肝内胆管がんに対する破壊的RT線量の後方視的解析 (J Clin Oncol. 2016;34:219-26.)

いやー、気が向いたから久しぶりに更新しちゃうよ!

MDアンダーソンで行われた手術不能肝内胆管がん(IHCC)に対する、高線量照射の効果についての後向き検討。
2002年~2014年にRTが行われた79人の手術不能IHCC患者を後向きに調査し、生物学的等価線量(Biological equivalent dose: BED)が80.5Gyより高いか、低いかで調べた所、高BED群がOS,局所制御ともに良かったという報告。

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2014年1月 7日 (火)

化学療法rechallengeについて(Nat Rev Clin Oncol. 2013; 10:571-87)

最近Drug rechallengeについての報告が多く出ている気がする。
特に分子標的薬分野では各製薬会社が少しでも自社の薬を使わせようと躍起になっているようだ。Bevacizumabなんてもう露骨過ぎて見てらんない。
大腸癌にせよ、肺癌にせよ、卵巣がんにせよpositiveな結果が出ているということは良い薬なのだろうが、まーそろそろ飽きてきた。
ことがんの世界においては、いい加減日本も混合診療を取り入れないと潰れますよ。

とまあ、そんな愚痴はどうでも良いとして。

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2014年1月 1日 (水)

切除可能肝転移を持つ大腸癌患者へのperioperative chemoの有用性 (Lancet Oncol 2013; 14; 1208-15)

切除可能肝転移を持つ大腸癌患者に対し、術前後に6コースずつ、合計12コースのperioperative FOLFOX4を行う有用性を検証したRCT。
試験群にはperioperative FOLFOX4を、対照群にはOpeのみを行っている。PFSについては2008年に発表されており(Lancet. 2008; 371:1007-16) 試験群が有意に延長という結果。今回はmedian follow upが8.5年経った時点でのOSについて、追加報告がされている。結果的にはOSにおいて2群に有意な差は無かった。

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2013年12月 3日 (火)

成人がん患者へのインフルエンザワクチン (Cancer 2013; 119; 4028-4035)

イスラエルの単施設で行われた、成人がん患者へのインフルエンザワクチン接種の臨床的意義についての論文。
1シーズンでインフルエンザワクチン有り無し群に分けて、outcomeを追った前向きコホート研究。

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2013年11月11日 (月)

転移性膵癌へのnab-PTX (NEJM 2013.18.369)

医師blogといえば論文紹介の記事がまず思いつく。
かの有名な内科開業医のお勉強日記を始め、腫瘍内科勉強用ブログや、乳腺外科医のブログ呼吸器内科医など、
世の中の先生方は大変勉強されているなあと頭が下がる思いだ。

私など必要に応じて参考書や論文は読んでいるのだが、
きっちり論文を理解しようと思ったら一日で足りない。
しかしやはりキチンとした知識を身につけなければいけないと思う今日このごろ。
上記の諸先輩方には敵わないが、マイペースで私も論文紹介をしていこうと思う。

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